突発性難聴・耳鳴り


<突発性難聴・耳鳴りとは>
「突発性難聴」とは

内耳が何かしらの障害を受けることによって

高度な難聴をきたす疾患です

 

 

「耳鳴り」はその前兆として発症することがあります

 

 

原因としては

内耳の血流障害やウイルス感染と考えられていますが、原因不明のこともあります

 

 

一般的な治療としては

・薬物療法(ステロイド)

・高気圧酸素療法

などがあります


西洋医学における難聴・耳鳴りの考え方


<突発性難聴・耳鳴りの症状>

 

① 突然に発症する
 突然発生するもの

 

 

就寝中に突発的におこり

朝、起床時に気がつくこともある

 

 


② 高度な感音難聴
 60~70dB以上の聴力が低下している場合が多く、ある程度悪くならないと難聴を意識しない

 

 


③ 耳鳴、めまいを伴うこともある
耳鳴りは約90%

めまいは約30%みられる

 

 


④ 一般には一側性

稀に1%未満で両側の生じることもある

 


東洋医学における難聴・耳鳴りの考え方


<東洋医学での突発性難聴・耳鳴りのタイプ>

 

①風熱侵入
風邪と熱邪とが一緒に侵入して

経絡気血を阻害して発症する

 

 

【症状】
 ・ 低音が聞き取りにくい
 ・ 耳につまる感じがある
 ・ 頭痛や耳の痛み
 ・ 発熱や悪寒がある
 ・ 咽頭痛

 

 


②肝胆火旺
肝の疎泄機能が弱くなると気が滞り

気滞化火となって上炎し(頭に血が上る状態)それが耳に影響して発症する

 

 

【症状】
 ・ 耳鳴りの音が高くて強い
 ・ 怒ると症状が悪化する
 ・ イライラしやすい
 ・ 偏頭痛がある
 ・ 顔や目が赤い
 ・ 不眠で多夢
 ・ 口が苦く感じる

 

 


③痰火鬱結
痰や湿は下がる性質を持ちますが

不摂生が過ぎると痰熱を発生し

それが上昇し耳に影響を与え発症する

 

 

【症状】
 ・ ブーという低い重い耳鳴りがある
 ・ 耳閉感がある
 ・ めまいがある
 ・ 頭重感ある
 ・ 胸に締め付け感がある
 ・ 吐き気・嘔吐がある
 ・ 便がすっきり出ない

 

 


 気滞血於
ストレスや外傷などで気血の流れが滞り

耳まで気や血が届かずに発症する

 

 

【症状】
 ・ 耳に張った感じがある
 ・ 手足の冷え
 ・ 肩こり
 ・ 頭痛
 ・ 目の下にクマが出来やすい
 ・ 爪や舌の色が悪い
 ・ イライラする
 ・ 胸部に張った苦しい感じがある


突難・耳鳴りの治療について


早期に治療を開始すればするほど

突発性難聴・耳鳴りは改善しやすい

と言われています

 

 

当院へのお問い合わせで

「まだ病院を受診していない」

という方に関しては

まず、耳鼻科の受診をお願いしています

 

 

原因は何か?

確定診断は医師でないとできませんし、

発症後1週間以内に内服治療を開始すると

改善しやすい

といわれています

 

 

症状が出たら早めに

耳鼻科に受診してください

 

 

病院への受診後、原因が分かり次第

鍼灸治療が適応であれば

治療をお受けいたします

 

 

【鍼灸治療も早期に治療を開始する事が大切です。改善する可能性が高まります】

 ⇒当院の場合

スーパーライザー

も併用した治療を行うのが特徴です

 

 

スーパーライザーと鍼灸治療により

早期回復を促すと考えております

 

 

当院の患者さんには、日常生活に支障の出ない程度まで回復された方も多くいらっしゃいます

 

 

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